星空の隙間

狼陛下の花嫁SS・イラストなど

視線の先にあるものは

先だっての地震、被害に遭われた方にまずはお悔やみとお見舞いを申し上げます。
できることから協力しつつ、現地の方が一日も早く平穏な暮らしに戻れるよう祈っております。


そしてですね、気付けばカウンター30,000突破。
そして4月15日にはブログ一周年を迎えておりました。←両方ともA師匠に教えてもらったなんて言えない( ;´・ω・`)
皆様、本当にありがとうございます。
ブログを覗いて下さる方がちょっとでも明るい気分になれば、と思って陛下視点から見た夕鈴描いてみました。

アニメ風夕鈴

二人の身長差だと自然に上目づかいになるんですね。
そりゃあ可愛いって言いたくもなりますね、陛下。
アニメ化して欲しいという気持ちを込めてアニメ塗りです。
って言っても、ベタ塗りしたフォルダの上に乗算フォルダ重ねてべたっと影塗っただけの手抜き塗りですが…






追記に気付いた方いらっしゃいませ。
臨時妃設定の小話をそっと置いておきますのでお暇つぶしに。
一周年なので初心に返ろうということで。


それでは以下、小話「視線の先にあるものは」です。



「それでですね、美味しいって評判の新しい茶葉を用意していただいたんです!
後宮にお戻りになったら、お淹れしますね」
大きな瞳をきらきらさせながら、こちらを見上げる夕鈴。
その瞳に映っている世界は、どんな風に見えるのだろうか。
政務の合間のほんの一時、庭園を並んで歩く彼女の顔はいつも明るくほがらかだ。
何がそんなにも鳶色の瞳を生き生きと輝かせるのかどうしても気になって、黎翔は答えを探すかのように覗きこむ。
だが、そうしているといつも目を逸らされてしまって、なかなか長い時間見つめることが出来ないのだ。
「なっ、なんですか!今は二人きりだからそんなに見つめる必要ないんじゃないですか!?」
案の定、夕鈴は頬を染めてぷいっと下を向いてしまうが、黎翔はそれには構わず、柔らかな頬に手を添えて上向かせた。
「ちょっと、本当になんなんですかへーかっ」
「んー。ちょっと夕鈴の顔をちゃんと近くで見たくて」
「いっつもイヤって言うほど見てるじゃないですか!
そんな、何度も間近で見るほどのモノじゃないですし、止めて下さい!」
至近距離でじっとこちらを見つめる黎翔の視線に晒されて、耳まで真っ赤に染めた夕鈴は必死に言い募った。
長い袖をぶんぶん振り回してやっと解放されると、ぜぇはぁと肩で息をつく。
そんな様を目にした黎翔は、にこにこと嬉しげに笑った。
「夕鈴は本当に面白いよね」
「もう!変な顔ってことですか!?笑わないで下さい」
「違うよ、夕鈴はいつだってかわいいよ?」
砕けた雰囲気から一転、真剣な顔でそう告げられて、夕鈴はぐっと詰まって固まった。
黎翔はいちいち心臓に悪いことばかり仕出かすので、彼女としては心底困っているのだ。
そんな顔で仮にも女である自分に軽々しくかわいいなど言わないで貰いたい、と内心でぼやくものの、最近は最早言ったところで仕方ない、という諦めにも似た気持ちが沸いてきたので、慣れとは恐ろしいものだ。
夕鈴はやれやれと肩を竦めて息を吐いた。
「何か話したいことでもあるんですか?」
あんなにまじまじと人の顔を見てくるのだから、何かしら聞きたいことでもあるのかもしれない。
「いや、言いたいことというか……」
「え、もしかして私、何か失敗しちゃいました!?」
歯切れの悪い黎翔に、先走った夕鈴は顔色を変えた。
「いや、そんなことないよ!ただ、なんて言うか……
夕鈴っていつも楽しそうだから、何を見てるのかなーって思って」
夕鈴はまたしても固まった。
しばらくあわあわと視線を泳がせてから慌てて口を開く。
「なにって、別になんでもないですよ。
庭園の花とか、木とか、空とか。陛下と同じです!」
「ふーん、そう?……なんだか慌ててるけど」
「全力で気のせいです!」
わたわたする様がまるで小動物のような彼女を、黎翔は後ろからがばっと抱きすくめて耳許でそっと囁いた。
「夫である私に隠し事か、夕鈴?
君のことなら全てを知りたいと欲する我が身の浅ましさが恨めしいな」
わざと低められた甘い声が、背筋をぞくりと粟立てる。
夕鈴は思わず飛びはねた。
「ぎゃっ!だっだからっ、いきなり狼は止めて下さいってば!」
「では、何を見ていたのか教えてくれるか、我が妃よ。
そうしたら小犬に戻っても良いのだが」
髪をひと房手にとって恭しく口付ける黎翔に、夕鈴は半泣きで叫んだ。
「もう!休憩時間はお仕舞いですっ!
さっさと仕事に戻って下さい陛下!!」



腕の中で暴れる夕鈴の瞳が、本当は何を見て煌めいていたのか。
―――国王陛下がお気付きになるのは、もう少し先のお話。



後記。
乙女の瞳がきらきらなのは、恋してるからに決まっとるだろーが!と、優しく陛下に突っ込んであげて下さい。

陛下って女たらしのくせに恋愛オンチなので、そこがかわいくもあり面白くもありで魅力ですね。

アニメ風陛下

夕鈴の視点から見た陛下。
普通に会話しているだけでも甘い.∵・(゚ε゚ )←砂を吐く
アニメになって動きでもしたら大変なことになりますね。私の顔面が。

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臨時妃 | コメント:10 |
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コメント

わかります!夕鈴がかわいいのって陛下に恋してるからだよ!と常にツッコミ入れてました。だって几鍔と話す時は常に目が座ってるもん(笑)
あれだけ身長差があれば上目遣いで更にかわいさ倍増ですよね。私も見てみたい(#^.^#)
2016-04-22 Fri 07:03 | URL | まるねこ [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-04-22 Fri 09:38 | | [ 編集 ]
身長差…どれ位あるのかしら…キスするのに理想の差は15センチなんですって。それ以上ありますよね…。他人を見上げる経験がほぼ無wなので…上目使いなんて…(笑)
恋する乙女はなんでもかわええの~♪
2016-04-23 Sat 11:59 | URL | 行 [ 編集 ]
まるねこ様。
几鍔、性格的には狼陛下界で1,2を争うイイ男なんですけどねぇ(独断と偏見で対抗馬はこっくー兄さん)
夕鈴、顔が臨戦態勢ですもんね(笑)

夕鈴の陛下と居る時の乙女感、とってもかわいいですよね(*^_^*)
2016-04-24 Sun 01:39 | URL | rejea [ 編集 ]
あい様。
そうか!隊長もしくは会長にすればわかりやすかったんだ( ..)φメモメモ

こっくーを見上げたい…??
あれ、私てっきり見下ろすほうかと思ってました(笑)←どうやってかはお好み次第

陛下、鈍いしいざという時にヘタ打つし。
正直恋愛マスターとは程遠いですよね。しょっちゅう夕鈴泣かせてるし。
でもその変な不器用さが可愛らしいしクセになりますね\(^o^)/
2016-04-24 Sun 01:46 | URL | rejea [ 編集 ]
行様。
う~ん、25㎝は軽くありそうな……
陛下180㎝、夕鈴155㎝くらいだとそんな感じですが、どうなんでしょう??

私も割とデカイのですが、満員電車に乗る時はデカくて良かったと心から思います(笑)
そしてたまに見上げる相手と話すと首が異様に疲れます←オイ
上目づかいというか、ガン垂れてると思われてそうですヽ(^o^)丿
2016-04-24 Sun 01:51 | URL | rejea [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-04-26 Tue 07:10 | | [ 編集 ]
あい様。
いつもありがとうございます~~~!!
御礼何がいいかもんもんとしてるんですが、風呂上がりのこっくーを覗く話とか半裸の絵にくっつけますかね?
←って中身がない話なのがバレバレのただただこっくーにセクハラしたいだけな本音が丸分かりなんですが。
隊長、なにかこっくーにしたいことありますか?(笑)
2016-04-30 Sat 22:44 | URL | rejea [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016-05-02 Mon 08:40 | | [ 編集 ]
あい様。
今ようやく書き始めたところです(*_*;遅筆。。。
とりあえずこっくーの入浴シーン書きました(完全な俺得)

イジワル彼女さんは今度は何をしたいのか、私にもまださっぱりわかりません!
2016-05-02 Mon 23:49 | URL | rejea [ 編集 ]

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